
御朱印のご利益って有る?神社仏閣で守るべき5つの礼儀!と題して、神社仏閣を巡りながら御朱印集めをする楽しみについて解説します。
以前から、御朱印収集がブームになっていると知ってはいたのですが、自分がこれ程までに、夢中になってしまうとは思わずびっくりしています。
きっかけは、出雲大社に最初におお詣り(神社=お詣り・お寺=お参り、以後おまいりを使用します)した平成二十五年六月一日、折角なのだから、今女性の間で流行している御朱印を頂こうかなぁ?と軽く考えたのが最初なんです。
しかしながら、出雲大社では、専用の御朱印帳を置いてはおられませんでした(周りのお土産屋さんでは、色々な種類の御朱印帳を売っています)。
好きな物を選べばよいのですが、気を付けた方がよいことがあります。
「御朱印帳買いすぎ注意!」です(笑)
ブームによって御朱印帳は種類も豊富になって、可愛い物も多くなっています。
私も完了した御朱印帳も入れると10冊以上持っています。
特に神社の場合、お寺に比べて御朱印の数が少ない(基本神社に一つ)ので、よく考えて購入した方がよいと思います。
御朱印集めが、御朱印帳集めに成ってしまっては本末転倒ではないかと考えます。
私が度々訪れる京都の東寺では、全てとお願いすると9種類、大阪の四天王寺に至っては19種類?の御朱印があります。
つまり、神社の御朱印帳よりも断然寺社(仏閣)の御朱印帳が多くなるということです(分けた方が良いの?については後で説明します)。
もちろん基本の御朱印というのはがありますから、私のように収集癖の無い方は事前にネットで調べて、頂きたい御朱印んを決めていかれることをお勧めします。
神社仏閣で守るべき5つの礼儀!
神社と寺社では意味合いが少し違います。
お寺では、御朱印はもともと「納経印(のうきょういん)」と呼ばれ、お寺への参拝者が写経(お経を書き写すこと)を納めたときの証としていただくものです。
ですから帳面も本来お寺は御朱印帳ではなく納経帳となります。
それに対して神社は御札(御守り)に近いと考えています。
神職さんが心を込めて(あるいは念じながら)書いてくださっているものです。
御朱印の値段はいくら?
話は戻りますが、出雲大社で再び御朱印の列に並び直すと、当時六十年に一度の遷宮前(八月が正式な遷宮でした)だった為か、「1000円から受け付ております」と言われ、高いな~(罰当たりですねぇ)と思いつつ、1000円を差し出すと、「1000円で宜しいですか?」「ん?何?あかんの?」なんて思いました。
今思えばただの対価ではなく、お初穂料という神様にお祈りをするお供えならではの対応だったんのかもしれません(笑)
最初は何にも分からないし、神社仏閣に対する思いも今とは全然違うものでした。
一昨年お詣りした際には、「お気持ちで...」に変わって?いました。
ほとんどのお寺や神社は、300円(決まっているわけでは無いと思います)ですが、時々「お気持ちで」とか、「お賽銭で結構です」と言われる神社仏閣も有ります。
御朱印帳を購入すると、御朱印代が含まれている場合もあります。
お寺と神社の御朱印帳は分けるべき?
との疑問点を持たれる方もおられるでしょう。
上記の疑問点ですが、私の場合ほとんど問題無く頂くことが出来ました。
けれど、現在は個人的な理由で、神社用「御朱印帳」と、お寺用「納経帳」を別けています。
それは、京都東山建仁寺、俵屋宗達の風神雷神図(国宝指定)の納経帳(禅寺の納経帳は表紙絵が素敵です)と伊勢神宮で御朱印帳を購入したさいに、やはり別ける方が良いかなと思い、寺社と神社別々にしています。
ご覧になったらわかると思いますが、雰囲気そぐわないですよね~(;^_^A
いにしえの出雲が好きで(島根県と鳥取県へ古事記神話旅行に)良くいくのですが、出雲国神仏霊場20箇所(神社仏閣合同)は専用の御朱印帳が有りますので、島根県や鳥取県では、「別けた方が良いですか?」の質問に、「神仏一緒で構いませんよ~」と言われました。
京都などでも神仏霊場巡りは有りますし、七福神巡りは、元より神仏合同なので問題無いと思います。
神仏習合の名残りで神社の中に神宮寺があることもありますので(その逆もあります)、基本は問題ないはずですが、断られることも有るようです(私は出会ったことはありません)。
そういえば、宗派の教義の観点から、浄土真宗本願寺派や大谷派は、御朱印が在りませんね。
蛇腹の後ろは使っていいの?
次に、蛇腹状の後ろを使用する件ですが、岩清水八幡宮の素敵な御朱印帳(岩志水八幡宮の御朱印は、八の字が鳩になっていて可愛いと、とても人気があります)には、裏表が無い?ので、こちらもそれほど、問題無いと思います。
しかしながら、時々御朱印帳の和紙が薄くて裏まで染みてしまう場合は、書いていただくときに失礼な気がします。
集めている自分自身も良い気持ちがしないとおもうので、さけた方が良いと思います。
- 下調べ(Web)をしておきます!(御朱印を書いていないところ「仏教宗派」もありますし、小さな神社仏閣では委託されているところもかなりあります)
- 先ずおまいりをしましょう!(当たり前ですが、御朱印はおまいりしてからもらうものです)
- 御朱印を書いていただくページを開いて渡しましょう!(観光地ではその時間がとても迷惑になります)
- 御朱印をお願している間は指示に従ってください!(場所によっては番号札を渡されたり、時間を言われたりします。四天王寺は時間覚悟・笑)
- 高額なお金はさけて、なるべく小銭で初穂料(御朱印代)を支払いましょう!(基本は300円、事前に用意しておきます)
もうひとつ大切な事は、順路的に無理な場合を除いて、先におまいりを済ませてから頂くのが、常識です。
「時間がかかりますのでおまいりしてお待ち下さい」と言われたら、やんわり注意されていると思って下さい。
私は、一度しっかりと注意されてしまいました、(-"-;A ...アセアセ。
お寺の場合、御影(秘仏のお姿を写した印刷物)散華(蓮の花弁形で供養時にまく紙)等も一緒に頂ける場合もあるので、そちらも集めているのですが、西国三十三観音霊場巡りの御詠歌カード(先達会が出されている?)は、バスツアーに参加しないともらえないのが残念です。
お寺では御朱印がたくさんあるとご紹介しましたが、有名な神社などでも、何種類かある場合もあります。
例えば、伏見稲荷なら本殿、奥の院、伏見山頂上の3ヵ所で頂けます。
またお寺なら同じ場所でも、地域の違いで札所番号が違ったり、御詠歌を頂けるお寺も有ったりします。
御朱印んを頂きたい方は、おまいりをする前にネットで下調べすることをお薦めします。
それでも、色々な事情で御朱印が貰えない時や、場所があったりします。
私は、そのようなときにはもう一度の御縁が有った(是非もう一度いらっしゃいねとおっしゃられたのだ)のだと、思うようにしています。
以前は「え~せっかく来たのにかっかり!」だったのですが、二度目に訪ねると、前回気が付かなかった歴史事実や、見ていなかった名所を発見する事が多いので、良かったのだと、思うようになりました。
以前は「あれこの御朱印もらい忘れた」と悔しかったのですが、記念印・限定印などが増えすぎてきりが無くなったことも有るのでしょうか?
昨年信州上田城の真田神社で、御朱印を頂くと「今日までなんです」といわれ、「やったー」と喜んだのですが、考えると明日から別な限定御朱印が有るらしく(笑)きりが無い...(;´д`)トホホ。
上田市民だけしかコンプリートは無理や~~~!
御朱印ブログとかできるんじゃないですか?
御朱印見てるときニヤニヤしてますよね~~w
何を思い出してるんだか?
お詣りの手順はこうだ!
お参りの手順ですが、神社ならまず鳥居を通る時に(被っていれば、帽子を脱いで)軽く一礼して境内に入ります。
参道は端を通ります(真ん中は神様の通り道と考えます)。
御水舎が有りますので、右手で柄杓に水を汲み、まずは左手を清めます、次に持ち変えて右手を清めます、又持ち変えて左手に口すすぎの水を入れて口をすすぎます(もう一度左手を清めるとの記載も有ります)。
最後に柄杓を立てて残り水で柄杓をすすぎます。
この一連の動作を、一度でできる量の水を、最初に汲んでおく必要が有るということですね(慣れればそれほど難しく有りません)。
元は、禊を行ってから(大きな神社でみられるしめ縄が張られた長方形のエリアが禊場だと思います)神様にお参りしていたようですが、簡素化されたのが今の御手水だと思いますので、形式よりも心構え(心を清める?)が大事だと思います。
次に拝殿の前へ行って軽く一礼します。
呼び鈴を鳴らして、お賽銭を入れます(お賽銭は元来副をいただいた感謝のお礼としてお米などをお供えした名残といわれていますので、丁寧に入れてください)。
金額はいくらという決まりは有りませんが、語呂合わせに掛ける事が多いようです。
私は、5円「ご縁が有るように」が多いのですが、5円二枚の10円「二重にご縁が有るように」の時もあります。
逆に同じ10円でも10円玉だと「遠縁、縁遠いになります」面白いものですね、色々探してみてください。
ちなみに、五円はお賽銭様にできるだけ使わないようにしています。
二礼二拍手一礼じゃない神社も有る?
二礼二拍手一礼!この二拍手の後にお願いをするのですが、「苦しい時の神頼み」などと言いますが、私はお願いは本来ポジティブな物だと考えています。
「神様お願い事をかなえてください」ではなくて、「神様!私はこの目標を達成するので見ててください」的なお願いが、本来の姿だと思います。
また、お願いその物がタブーで「感謝のみ祈る」という考え方も有るようです。
仏教も本来、人の生きる道を説く教義で、修行によって現世で覚醒して如来に成る為の教えですから、仏様へのお願いもポジティブな物であるべきでしょう。
最後の一礼の後、本殿を離れる前に軽く一礼、鳥居をくぐる時に振り返って軽く一礼すれば完璧ですね。
お寺も考え方は同じで、山門で軽く一礼、手水舎も同じ!線香(本数やお供え方法は宗派で違いが有るようです)、蝋燭をお備えして、御賽銭を入れ鈴(鰐口)を鳴らして、一礼、手を合わせて(柏手は打たない)御祈りです。
最後になってしまいましたが、出雲大社、宇佐八幡宮、弥彦神社は四拍手、伊勢神宮は正式「神官のみ」八拍手だそうです。
5円だと
8枚(40円)八が末広がりで、末広がりにご縁がありますように!
9枚(45円)九が最期の数字から終始ご縁がありますように!
97枚(485円)四方八方から、ご縁がありますようになんてのもありました!
数字だと65円 六なご縁がない、75円 七(な)んのご縁もない、85円 八っぱりご縁がないはだめです。
素数はいいみたいです~割り切れない=別れない、結婚式の3万えんと同じ発想ですね。
でも最後は気持ちだよね、信心はお金じゃないっていつも言ってるだろ。
以前私も運をつかむには、いつも上を向いて手を伸ばす努力が必要だといわれたな~^^
最後に一言
神社仏閣にお詣りすると、心が洗われた気持ちになりますよね。
境内も空気が変わるような気がします(私は霊感とかあまり信じない方ですが…)。
神様や仏様が語りかけてこられているのでしょうか?
さとね君の勉強に身が入りますようにってね。
近頃ゼミでもぼ~としてることが多いような気がするぞ、次は二回生なるのだからしっかりしてもらわないと困りますよ。
四月には新入生も入って来るかもしれませんしね。
次回も御朱印第二弾として色々な楽しみかたをお教えします。
御朱印集めは収集癖がある私にはとても面白い物なのですが、神社ではお札の代わり、お寺では納経したしるしとしてもらうものですから、大事にしてほしいと思います。
長くなりそうなので残りの半分は第二弾としてまた解説します。
今後もランキングにはこだわって良い記事をUPしたいと思います。
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|o´艸)。oO(Thank you)。